オジ記 -11ページ目

寮ができる

このたび


わが社のおいて、業容拡大に伴い


人員を増やすため


寮を作ることになった


場所は荻窪


3DK。


今のところ、入居者2名


31歳と23歳の極めて健康かつ健全な


既婚の九州男児と未婚の沖縄男である


良識ある極めて健全にして清廉潔白なる不肖高橋


責任を持って、彼ら2人を


都会の毒牙から守ってやらねばならぬ


よって、最低月に1度の巡回を


自らに課さねばならぬ


寮の風紀を乱さぬためにも


仕方がない


やるしかあるまい


以上

















復活の日・・・

何と!


ななななな何と!


11日ぶりのブログである。


決して、ブログを書くことに何か疑念をいあだいたわけではなく、


無論、飽きたわけでもない。


また、連載記事第3弾執筆に忙しく、書けなかったなどと言う、


正当かつ神聖な理由があったなどというわけでもない。


連載記事など、締め切りまであと5日しかないのに、


1行どころか、1文字すら書いてないのである。ガッハッハ!!



・・・・・・ん?・・・・・・笑っておる場合ではないか?


笑っておる場合ではないが、開き直るしかないのである。




さて、


それはさておき本題である。



何ゆえに、10日間もの長きに渡り、


ブログを書かなかったのか。



決して「書なかった」、のではない。


「書けなかった」、のである。



では何故、「書けなかった」のか?


ここだけの話であるが、


実は、パスワードを忘れてしまったのである。


しかも、パスワード再取得の方法を何度試してもうまく行かなかった。


10日間、何度も繰り返したが、出来なかった。


切歯扼腕しながら、


これでもう、読者諸兄と、


とわのお別れかと思われた本日、先ほど、


ついに救世主が現れた。


我が心の親友、アッキー君である。


アッキー君は、私の苦しみを聞いてくれるや、


気合一発、ブログ再会のてつずきを、わずか、1分30秒でやってのけてくれたのである。


私が、10日間も苦悶にあえいでいたあの難問を、


わずか1分30秒である。


彼の、問題解決能力が、神がかり的なのか、


私の、問題解決能力が、人間離れしているのか、


いたずらに結論を出すことは、


敢えて避けたいと思うが、


とにもかくにも、我がブログは、


ここに、雄雄しくも、馬鹿馬鹿しく、


復活の日を向かえたのである。




10日間の長きに渡り、休載していたにもかかわらず、


かなりの数の読者諸兄が、この拙いブログに訪れてくれていた形跡があった。


ここに、


心のそこから、深く感謝の意を述べたいと思う。



皆様、これからも私は、


雨の日も、風の日も、


皆様に喜んでいただける文章を力の限り書いて行きます。


ご期待ください。





それにしても・・・・である。


あの10日間は、いったいなんだったのだろう・・・・・・トホホ












































































































7月15日・・・

本日、7月15日である


俺にとって、終生忘れえぬ日となるかもしれない



そう、俺が書いた連載記事;第1稿の掲載される雑誌が


本日発売なのである



朝から、心地よい緊張感と高揚感に包まれている


『ワクワク』という感じ


それは、こんなものだったのだろうか


久々の感覚でアル




編集長によれば


反響によっては


大きな特集になって行くかもしれないとの事




あまり深く考えることなく


勢いだけで引き受けてしまったので


多少の不安は否めないが


ここまできたら


ヤミクモにやりきる他あるまい


nanntokanarudarou




      地下鉄には さびしい顔のやつらが


      肩を並べて 座っている


      背中に暮らしをひきずりながら やつらは


      ねぐらに帰る ただそれだけ



      エリナー・リグビーは


      そう 教会で死んだそうだぜ


      でも 俺はタタミじゃ死なねーぞ


      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・       

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

      

      聞こえないぜ そんな小声で ビクビク


      地下鉄みたいに 吼えてみろよ


      

      ジェームス・ディーンは


      そう 立ち塞がる白い壁に


      ただひとり 命を燃やしたよー


      闇に向かって突っ走るのさ どこまでも



      ホームのあの娘に ハロー グッバイ




                矢沢永吉:『サブウェイ特急』



      
















       


















































逃げるな・・・【日報】シリーズ④にかえて

先週、あるクレームが発生してしまった。

直接の担当は、僕ではなく、我が盟友YH君であった。


その対処がすばらしかった。

起きてしまったことは、起きてしまったこととして、

真夜中までかかり、事の修復にあたり、それでも万策尽きるや、

すかさず、翌日は、現場の応援に、汗を流した彼の姿勢に、

先方の担当者も、最後は、納得し、イベントの打ち上げの飲み会の席に、

我が盟友YH君を招待してくれたと言う・・・・


以下の【日報】は、僕が前の会社の頃、あるクレームがが起こった時の、

僕と協力会社の担当者とのメールのやり取りである。

この件もご他聞にもれず、システム上の小さなチェックミスから、おこったものだが、

協力会社の担当者の対応が素晴らしかった。

彼は、、土日も休むことなく、それこそ、三日三晩、寝ずに原因を究明し、

逐一、報告をあげ、こちらの指示を仰いだ。

そのたびに、僕は、

「この男は、信用できるな。」

という思いを、日に日に強めて言ったことを、

懐かしく思い出す。


以下、クレーム処理最終段階での、僕と彼とのやり取り。




【日報】


 Hさま
>
>お疲れ様です。
>
>今回はご苦労様です。
>
>事故・クレームに対して、迅速かつ懸命に対処されている御社の対応を高く評価するとともに、こういう会社が同じグループ内にあることを、誇りに思っております。
>
>僕自身は、事故・ミスは、人間がやることである以上、必ず起こりうると思いながら仕事をしています。その意味では、Hさんを責める気持ちは、毛頭ありませんので、その点はご安心ください。
>
>また、Nさんより、この仕事の請求云々・・のお話、伺いました。
>
>僕としては、起こしてしまったことは、それはそれとして、責任を取るべく、ビジネスライクに、しかし誠実に、クライアント;A社に対して、交渉の場に臨むつもりです。
>
>ですから、あまり卑屈にならず、かかったものはかかったものとして、堂々と交渉のテーブルにあげましょう。その上でA社の判断を仰ぐべきだと思います。
>
>その上での、交渉です。
>
>担当営業のMTは、そのためにいるのだと思っています。
>
>今回、グループ間のコミュニケーションも取れたいい機会であったと思いましょう。
>
>あとは、S・T社のタッグチームの強さをお見せしましょう。
>
>以上
>
>    S社 MT
>


MT様

T社・Hです。
お世話になります。

上記メールありがとうございます。
非常に胸が熱くなりました。ありがとうございます。

弊社でも只今再度システムの見直し等を行っており、
全社一丸となってグループの信頼を取り戻すべく業務する所存です。

交渉の件もありがとうございます。
何かございましたらまた御連絡いただければ幸いです。

どうぞ宜しくお願いいたします。


以上



極めて、簡潔なやり取りであるが、ここに、

クレーム対応への全てのエッセンスがちりばめられている。


事故を発生させてしまった側は、一瞬にして打ちのめされ、

そこから、精神的に這い上がることに、まずは、多大なエネルギーを使うものである。

その人間に追い討ちをかけるような仕打ちは禁物である。

人間工学的に言っても、ルーチンワークの中では、0,3%の確率で、ミスは必ず起こる。

そのために、さまざまなチェック機能を、装備して、商品はできているのであるが、

それでも、事故は必ず起こる。

勝負は、その時である。

事故修復は、人間の手以外では不可能である。

多くの場合、2人ないし、3人くらいの当事者間で、問題の9割は修復しなければならない。

(企業としての責任・賠償は別問題。ここで言っているのは、当面の物理的・技術的課題である)

このとき、必ず要求されることは、


<言い訳をしない>

<責任のなすりあいをしない>


というこであり、そして最も大事なことは、


<全員~2人ないしは3人~が、決して、その事態から逃げない>


という、当事者の精神力の強さである。


このこと無しに問題解決の道はありえないのである。



ビジネスをやってゆく上で、自らのあずかり知らぬところで、

事故やクレームは起こっている。

その現実から、絶対に逃げないこと、そして、愚痴は言わぬこと。


それを改めて思い出させてくれた、我が盟友YH君に、改めて感謝したい。



以上


























成果・・・

昨日、午後12:30


一本の電話が、携帯電話に届いた。


声の主は、昨土曜、最終プレのための根回しに走り回ったクライアントの


担当部長からだった


部長:「本日、午前中の会議において、本プログラムの導入が正式決定いたしました。」


不肖:「・・・はい・・・・」


部長:「今回、色々アドバイスや企画案、本当に有難うございました。」


不肖:「あ、・・、おめでとうございます。・・いや・・ありがとうございました。」


部長:「取り急ぎ、ご報告だけでもと思いまして。また、御社Y社長にもくれぐれもよろしくお伝えください。

    詳細な打ち合わせは、改めて、やりましょう。」


不肖:「かしこまりました。がんばります。」


部長:「では・・・」


不肖:「本当にお疲れ様でした。失礼します。」




誠に、涙の出るほど嬉しい電話であった。


本案件は、6月最終週に、最終プレが終了し、


結論が、延び延びになっていたものであり、


その間、クライアント内部でさまざまな、


不安要素が表面化し、


その内部調整に、提案企業である我々が、


画策・奔走しなければならなかったという、


極めて困難な状況に落ちいてっていたモノであった。




ときに、クロージングは難しいのではないか、


というより、むしろ、


クライアント自身の内部調整それ自体が不可能なのではないかとさえ思っていた。


僕自身、新主流派と守旧派との間を、調整のため、何度も往復するうち、


実は、僕自身の無力さを、痛感してもいた。



一昨日の夜7:30まで、それに奔走し、万策尽きたと思われたとき


(やれることは、やったんだと、今は、思うしかないな・・・・)


(あとは、時の運、部長の情熱に賭けるしかないだろう・・・)




その結果であった。




クライアントから感謝されることは、本当に嬉しいことである。


仕事をやっていて、これ以上の喜びはほかに無いように思う。


今後、僕らのやるべきことは、


今以上に謙虚になること、


そして、今以上に、真摯にクライアントとい向き合うこと


そして何より、


一つ一つのプロセスにおいて


確実に結果を出すこと。


このことが、


先様の、期待にこたえうる唯一の道だと思う。

























































早朝の駅・・・・

本日、土曜日であるにもかかわらず、


会議と、来週最終プレのための、


午後4:00からの、クライアントの根回しのため、


休日出勤となった。



そのため、朝5:59発;新宿行き急行を待つ、


相模大野のホームでの出来事・・・・・



ホームのベンチにすわり、ぼんやりと列車を待っていると、


遠くの方から、かすかに女のに泣き声が聞こえる。


それが徐々に近くになり、はっきりと若い女の嗚咽であると判別できた。


まあ、事情があって泣いているのだろうから、あまりジロジロ見るのも失礼かと思い、


じっと、前を見つめていると、なんとその女は、僕のベンチのすぐ隣の座り込んでくるではないか。


僕は、にわかに緊張した。


ちらっと観ると、まだ若い、多分女子大生くらいかも知れぬ。


しかも、まだ泣いているのである。


ほんの、30秒程度だったようなきもするが、僕にはかなり長い時間に感じられた。


そして、まだ泣き止まぬ。


こうなると僕の性分で、声をかけぬわけにはいかぬ。


   (注)僕の名誉と誇りにかけて申し上げるが、決してヨコシマな思いはない。

      性分なのである。


不肖:「どうした」


女Ⅰ:「・・しくしく・・・しくしく・・・・」


不肖:「・・・・・・・・・」


女Ⅰ「・・しくしく・・えっ・・えっ・・・・しくしく・・・」


(約15秒ほどか)


不肖:(決然として)「コラ。しっかりしろっ!」


女Ⅰ:「はいっ。・・・」


その瞬間、女は、すっくと立ち上がって、早足にホームを歩き階段を上り、消えていった・・・・



わけもわからず、僕は呆然としていた。



当然のことながら、泣くには、それなりのわけがあったのだろう。


泣きたくなって泣いているうちに、泣いていること事態が哀しくなっていたのかもしれない。


そんなとき、ガンバレの一言がほしかったのかもしれない。




ひとは、幾多の偶然の中に生きている。


その時、突如発せられる、真実の声、誠の言葉に、はたと自分のアイデンティティを回復するのか。




ベンチに取り残された僕は、だが、しかし、


奇妙に、さわやかに、急行列車を待っていた。





































































酒とは・・・

肝機能の数値があがって考えた


酒をちょっとひかえよう・・・と


今、携わっている事業に命をかけると誓った以上


この命をおろそかにはできぬ


ならば、徐々にではあっても


限りなく禁酒に近い状態に持っていって


数値を下げて


後顧の憂い無く


仕事に没頭できる状態を作らねばならぬ


故に酒を控えるのである



ここまで考えたとき


ふっと


自分にとって


酒とはナンだったのだろう・・・と考えた





高校3年の頃から飲み初めて はや 二十有余年


常に 酒は 僕の人生の傍らに寄り添ってきてくれた


喜びも悲しみも 酒とともにあったような気さえしてくる




世の中の理不尽への憤り


哀しみを忘れるのか それとも胸の奥底にそっとしまいこむのか


困難に立ち向かうのか じっと行過ぎるのを待つのか



喜怒哀楽の全ての振幅を大きくするために


酒は 自分のそばにいてくれたのだろう




酒など飲まずとも


無邪気に世の中を見つめられた


ガキの頃に戻れたら などと思うつもりもないし


たとえ それを思っても せん無いことであろう



それより むしろ


酒をのむことによって


己の人生の深淵を覗き込むことができたことの方が


どんなにか この人生を 深く 豊かにしてくれたことか・・・



必ずや 復活をして


今度は 静かに 君と向き合おう  酒よ・・・




    何も知らない  AH AH 子供に戻って


    AH AH やり直したい夜もたまにあるけど


    あの時感じた AHAH 気持ちはほんもの


    AH 今 私を動かすのは ダイヤモンド


      

              『ダイヤモンド』          













































































人間ドック

7月4日(月)、


なかば、強制送還のごとく、


人間ドックに入れられてしまった。


結果、全く異常なし・・・


のはずだったが


γーGTP=187


いわゆる肝臓の値ですね


結構、高いんである



医師:「高橋さん。この値、いかんですよ。」


不肖:「ほお~」


医師:「第一、これなんですか?」


不肖:「・・・?」


医師:「一日の平均摂酒量ですよ。ビール●×杯、ワイン×▲、焼酎▲●杯。こりゃ、飲みすぎだ」


不肖:「いや、平均ですから、それより、少ない日も、勿論あるわけで・・・」


医師:「て、ことは、これより多い日もあるわけでしょう」


不肖:「ま、当然ですな」


医師:「・・・当然・・・って・・・。これじゃ、なかば、アル■ですよ」


不肖:「アル■とは、人聞きの悪い。朝から飲んだりは、してませんよ」


医師:「当たり前ですよ」


不肖:「昼から飲む事だって、最近は控えております」


医師:「最近・・・て、じゃ以前はあったんですか・・・?」


不肖:「・・・・・・・・・・・・・・・(汗)」


医師:「いずれにしても、187、はいかんですから」


不肖:「先生、数値的に言って、危険水域ってのは、ドノ辺なんですか?」


医師:「ま、200を超えると・・・」


不肖:「ほお~、ということは、あと、13、くらいは飲めると言うことですなあ」


医師:「ん・・・・・・・・・・・・(怒)」


不肖:「ん・・・・・・・・・・・・(?)」


医師:「えー、半ば、患者として扱います。3ヵ月後、再検査。ココまでいっちゃってるんで、


    全部止めろと言っても無理でしょうから、ま、半分にしてください。休肝日、目標週1、以上!」


不肖:「・・・・・・・・・・・・(トホホ)」




ま、最近、ホント、飲みすぎだったので、しょうがない。


今回は、医師に素直に従うことにしてやろうと思っておる。


以上!!










































































































さすらい

北か南か


と、問われれば、間違いなく


北である


北は、


さすらいが、よく似合う


縄のれんの飲み屋がよくに似合う


男の孤愁がよく似合う



ひとり、傷心のうちに


さすらうのは


北国しかないのである


北の夕空に哀愁のトランペットがなりひびく




  おとこは振り向き 北の空を見上げ


  つけた煙草に あの夜を探す


  おまえと別れた 傷跡をうずめ


  夢はあきらめて 北へ流れる



       

            小林旭 「北へ」



  

















気力と情熱・・・・

本日、前回契約を頂いた、Q社にたいし、


我がA社のプログラム導入・実践への第一回目のプレゼンテーション(キックオフ)を行った。


その会議の最後の場面において、先方のT専務とO部長から、


極めて、熱いお言葉を賜った。


すなわち、


T専務談:「A社のこのプログラムによって、8割がたは、事は成就するであろう。すなわち、売り上げの回復

       および、拡大である。しかし、本当に、やらなければならぬ事は、残り2割である。

      すなわち、今までやろうとしてできなかったあのことである。

      それを、やらなければ意味がない。」


O部長談:「その2割のことを、やり遂げる為に、今回A社に発注をした。

       やり遂げる為に要求されるものは、我々および、A社のそれぞれの気力と情熱しかない。

       そのことを、ぜひとも、諸君とA社にお願いしたい。」



この言葉を聴いたとき、僕は、不覚にも目頭が熱くなってしまった。


限りなく、この胸が熱くなった。



必ずや、Q社のために、このことをやり遂げよう。


それとともに、こんなにもこの僕を熱い気持ちにさせる、


この事業に殉じよう、と、つくずく思った。


この身が、朽ち果てようとも悔いはない。


例え、何かの要因で、


この事業が、志半ばで、続行不可能になろうとも、


この身に、まったき、悔いも後悔も無い。


あとは、情熱のみで、駆け抜けるのみである。



以上