オジ記 -4ページ目

朝陽・・・

朝起きると


僕の部屋から


遥かに丹沢山系を望むことができる


晴れ渡った朝は


山々が紫色に輝いて


この上なく美しい



そんな山々を背に


僕は毎朝通勤の駅へと向かってきた



駅へと向かう歩道に昇り始めた朝陽が反射し


行き交う人々の顔に照りかえる



そんな輝かしい朝こそ


・・・・・新たなスタートラインなのだ













その日の前に・・・

重松清 という人の


『その日の前に』 という短編小説集を読んだ


・・・・・・・・・・・・・・・


その日・・・


とは・・・・


勿論、文脈に沿って言えば


最愛の人とのかけがえのない日 とか


・・・・・・・・・・・・・・


すでにうまく言えなくなってしまっているのかもしれない



多分、僕が、本当の「死」


というものに向き合ったことがないから


こんな事しかいえないんだろう



一番悲しいこと


最愛の子供との


永遠のお別れの一言


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


母の一言


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一番の悲しいこと


それは 親よりも早く死んでしまう子供


その子供を見取らざるを得ない


その母親


・・・・だと思う



もしも


僕の子供が


ある日 そうやって


僕の前を



過ぎ去ってしまったら


・・・・・・・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・














「東京タワー ~オカンとボク、時々、オトン~

リリーフランキー という人の書いた


「東京タワー」を


今夜 小田急線 最終ロマンスカーの車中で読み終えた


・・・・・・・・・


読後感


・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・


何故か


10数年前 30台前半に読んだ


椎名誠の本が 思い出されて仕方がなかった



「パタゴニア ~あるいは、風とタンポポの物語~」



彼にとって



風とは・・・自分


タンポポとは・・・妻


・・・・・・・・・・・・・・・



東京タワー・・・・



偶然にも


きょう


東京タワーを眼前に見る と ある 出版社で次の企画の記事の打ち合わせをしていた


・・・・・


また 書いてほしいといわれた


・・・・・・


言ってほしくてたまらないのに


虚勢を張っていた


言わねばならなければいけないことが


たくさんあるのに


言わずに帰ってきていた


・・・・・・・




「東京タワー ~オカンとボク、時々、オトン」



・・・・・・・・・



伝えたいことを


伝えられずに・・・・


人生は


容赦なく 過ぎ去ってしまうのだろう


・・・・・・・・・



僕の下の息子は


僕のことを・・・オトン・・・と呼び


妻のことを・・・オカン・・と・・呼ぶ


・・・


僕は あす


大阪に行く




















勤労感謝の日・・・

本日


目出度くも畏くも


勤労感謝の日である


で あるにもかかわらず


で あるのにもかかわらず


出 である


つまり


出勤なのである


ご苦労サンである


かえすがえすも


お疲れさんである



本来


常日頃 勤労にいそしんでおる


我々 お父さん方が


日頃の勤労に感謝され


かつ


慰労されねばならん日である



で あるにもかかわらず


で あるのにもかかわらずである


目出度くも 畏き 今日のこの日に


お目出度くも


勤労に勤しんでおるのである



わが日本の労働者は


どうなっておるのか



ひたすら


義憤に耐えない



以上














東京タワー

リリーフランキーの


「東京タワー」を読んでいる


現在、200ページを越えたくらいのところだろうか


さまざまのやるせなさの中に


若干のユーモアを交えながら


物語的でありながら


私的な表現も随所にちりばめたその文体に


少々驚いている



こんな作家が出現しているのか・・・と



後半、どんな展開になるのだろう



この手の小説を


久しぶりに 堪能している



大阪・・・・

本日


大阪出張である


火曜日は M山クンと二人で名古屋であった


本日は ひとりで大阪である


土地勘がないうえに


路線の知識もない


迷わずに


東大阪までつけるかどうか・・・・


ちと不安である


しかし、別に異国の地に立つわけでもないので


このくちさえあれば何とかつけるであろう


付いてさえしまえばこっちのモンである


あとは


度胸とはったりで相手をねじ伏せるまで



よって


これより 路線情報を見ることにする



以上










銀座・・・

銀座にのみに行く


1年ぶり以上になるか


銀座は


大人の街である


メンツは


Kシティ社;S見社長


Mリサービス社;O社長


弊社代表;Y川社長


不肖;高橋


合計4名


不肖を除けば錚々たるメンバーである



しかし


最近、経営者と会うことが本当に増えた



そこで


経営者と飲む時の心得5か条を以下に記す


その1:性根をすえること


その2:気合を入れること


その3:自分の考えをはっきりと言う事


その4:すべて本音で向き合うこと


その5:臆せず、大いに楽しむこと


以上の点が、肝要である



と、いうことで


これより飲みに行く


以上








最終回・・・

約半年の長きに渡って連載をした


『S商業』12月号が発刊された


不肖の記事の最終回であった


渾身の力を振り絞って書き上げたその記事は


大幅に加筆修正されたものであった


いっかい、約3万円で出版社に買ってもらっていたので


決して文句は言えないことはわかっているつもりである


が、しかしである。


哀しい・・


口惜しい・・・


そして


無念である。



やはり



捲土重来を期す



以上





敗北

戦いは、負けを認めた瞬間が負けである


ならば、負けを認めなければ


決して敗北ではない


僕は絶対に負けない


負けた、とは決して言わない


絶対に負けない


負けたとは


決して言うまい

札幌・・・

僕の仕事の机の上に


後輩が出張で札幌に行ってきた帰りにかって来てくれたお土産がアル


ひとつは、


『サッポロビールキャラメル』


いまひとつは、


『ジンギスカンキャラメル』



ビールとジンギスカンである



う~む



ビール・・・・いかにも札幌!


ジンギスカン・・・・・いかにも北海道!!



本来これだけ役者が揃えば


このうえなく盛り上がるはずであるのだが?



ま、役者と言っても


所詮、『キャラメル』ですから!!!!!!残念