オジ記 -5ページ目

涙そうそう・・・・・

この曲を聴くたびに


大学時代


交通事故を起こして


24歳で 死んでしまった友を思い出す


福岡出身


気のいい人間だった


美しい姉と とても仲のよい男だった


いつも 飲み屋の片隅で


足を組んで


なんとなく 僕のことをうらやんでいた


「高橋は、いいね。なーんも考えておらんもんねー」


そんなことばかり言っていた。



今、死んじまったお前に、俺は、堂々といえるよ。


あれから20数年、俺は俺なりに、死ぬほど苦労もしたし、悩み苦しんできたし、


お前ほどではないかも知れんけど、


モノも考えてきたぜ



お前は、勝手に、さっさと死んじまったけれど


俺は、こうやって生きていかなければならんのだ


こんな男の苦しさが


わずか24年間の人生しか送れなかったお前に


わかってたまるか




だから・・・・お前のことを・・・いつも思い出しつつ・・・


涙そうそう・・・・











不良中年・・・

あいも変わらず


不良中年をつずけている


家に帰らず


飲み歩いている


そのなかで


人生とは何ぞや


などと


したり顔で 自分自身に 問いかけては


苦笑いばかりしている



疲れた・・・か・・・・



   









心理テスト

本日、社内において


面白い心理テストを


女子から受けた


曰く:「心に思い浮かぶ四文字熟語を、3つ思い浮かべた順にのべよ」


不肖:「 ①弱肉強食 ②晴耕雨読 ③沈思黙考 」


女子曰く:「 その心は、①人生観 ②恋愛観 ③自分自身の人生を振り返ってに感慨 」


とのことであった。


ふ~む。


不肖の


①人生観=弱肉強食・・・・か・・・・・なるほど


②恋愛観=晴耕雨読・・・・か・・・・・う~む・・よくわからん


③人生を振り返って=沈思黙考・・・か・・・これに関しては我が社の同僚たちの見解は以下の通り


「沈まないよねー。思わないよねー。絶対!黙らないよねー。すくなくとも!考えてないよねー。」


・・・・・・・いかん、侮られておるが、あたらずとも遠からず・・・か。



ちなみに、回りの同僚の、迷回答集は、以下の通り。


①人生観=一期一会・・・・・・・深い!ちなみに我が社の秀才プランナー


②恋愛観=一攫千金・・・・・・・ちなみに、M田(女Ⅰ、かつて本ブログに登場)


②恋愛観=千載一遇・・・・・・・ちなみに、我が社の、現在恋愛中の若手のホープ。


③人生を振り返って=馬耳東風・・・・・・ちなみに、お恥ずかしいが、我が社の天才アナリスト。



あ~、おもしろかった




















行く人・・・

お世話になったY社の U田常務の転勤が


突如決まった


我が社の事業の一番の理解者であり


熱いご支援を頂いた方であった


はるか九州の地への単身赴任であるという


福岡に来る時には 必ず連絡をほしい


という、温かいお言葉を賜った


痛恨のきわみである



   今夜 君 二人だけ


   愛の歌 捧げたい


   たとえ 今 遠くても


   会いに行く うそじゃない


   I need you I need you Babe


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



       矢沢永吉 『二人だけ・・・』









振り返れば・・・

捨て去りたいのに捨てきれないものを


背負いつずけて


トボトボと 歩いてゆく


それが男の人生か・・・



   焼けた砂の道端に


   埃まみれに咲いている


   そんな花の白さにも


   小さな誇りと意地がある


   人は誰でも 夢破れ


   張り裂けそうな心だけ


   ああ 捨てきれないで 明日もひとり


   ああ 捨てきれないで 生きてゆくのか


         アリス;『何処へ』





無題・・・

本日は、全国的に金曜日である


と、言うことは


明日は、全国的に土曜日である


と、言うことは


一般的には、お休みである


不肖;高橋も、お休みである


何と嬉しいことだろう


しかも連休である


こんなに喜ばしいことが他にあるだろうか


少年野球で大声を張り上げ


ストレス発散デモするか



   忘れた朝を ふたりここで見つけたよ


   愛の暮らし探して ふたりして来たよ


   疑いも 今いらないさ


   この夜明け 見つめる目と目


   ここでふたりで 探してゆこうよ


      ・・・・・・・・ 『忘れた朝』













ビール・・

本日、某ビールメーカーの経営するレストランの社長と商談をした


そのおり、大変ウマが合い


意気投合し、いろいろな話が出たのであるが


話の中で、生ビールのおいしい注ぎ方、という話が出て


思わずビールが飲みたくなってしまった


商談終了後、


その会社のレストランにて、


昼食の折、当然のごとく


ビールを頂いたのは、言うまでもあるまい



昼間に飲むビールの、何とうまかったことか!



今からでも遅くはない


ビール会社に再就職である



以上








【日報】シリーズ

多数の読者の声にお答えして、久々の、【日報】シリーズの復活である。


ただいま展開している事業の


輝かしいデビュー戦であった。


結果は・・・・乞うご期待




【日報】


2部2課 高橋です

本日、AM10:00、Ⅰ社;M山君と、㈱Yハットにおいて、闘志満々の第1回プレゼンテーション。

結果。気合、入りすぎました。

例えていえば、プロボクシングにおいて、満18歳の4回戦ボーイのデビュー戦、第1ラウンド、ノーガードのまま渾身の右フック左フックを休むまもなく、30秒間打ちつずけた様なものでした。

本来、不肖高橋の持ち味である、左ジャブ、を完璧に忘れておりました。

口惜しい。実に口惜しい!

しかしながら、有望なボクサーは、1戦1戦、たゆまぬ成長を遂げるものであります。

失敗から何を学ぶか?それが鍵となるでしょう。課題は、わかりました。

左ジャブ、磨きます。以上。


そして、明日、直行、名古屋。  再び、以上。


<了>





いやはや、思い出すダニ、気合の入りすぎであった。


言うべき言葉は、このうえなく上滑りし、


相手の話など、聞く耳持たず、


ひたすら、自分の思いのたけを、喋り捲っただけの


デビュー戦であった。


コンサルティング業(と、言うよりも営業)の基本である、


「まずは、聴くこと」をきれいに忘れ去っていた場面を鮮やかに思い出してしまった。


まさしく、汗顔の至り、とはこのことである。


それにしても、・・・・・・若かった。






「男はつらいよ 寅次郎相合傘」

拝啓 車寅次郎様


昨夜


BSテレビ 10:00より


「男はつらいよ 寅次郎相合傘」 拝見いたしました。


秀逸でございました。


浅丘ルリ子演じる、旅の歌姫リリーが


あなた様にとって


単なる”行きずりの女”から


”生涯の女”へと変わってゆく姿が


甘く切なく描かれておりました。


特に


あなた様ご不在の折に


妹さくらが、感極まって


「お兄ちゃんと結婚してくれたら、どんなにか・・・」


と、リリーに迫ったとき


「こんな女でよければ・・」


リリーはあなた様との結婚を真剣に考えていたのに


あなた様が帰ってきて、さくらからそのことを告げられたときの


あなた様のなんとも複雑な表情の後


リリーに向かって「それ、おまえ、冗談だろ、な、冗談だよな・・・」・・・と、


それを受けたリリーが、一瞬の沈黙のあと、


「冗談よ、冗談に決まってるじゃない・・」と、言って


すばやく、立ち去ってしまった、あのクライマックス。


いつも”幸せ薄い”旅の歌姫リリーと


いつも”幸せに背を向ける”漂白のタビニンあなた様の


二人の人生がもっとも接近したシーンでございました。


その時から、リリーはあなた様にとって


単なる”行きずりの女”から”生涯の女”へ、


そして別離の後、その後の作品において、


再会・・・別離・・・再会・・・別離 と繰り返すうちに、


ついにリリーは”永遠の女”へと


昇華してゆくのでした。



拝啓 車寅次郎様


あなたを演じた渥美清は


すでにこの世におりません


しかし、渥美清が演じた車寅次郎は


こうして今もスクリーンに


そして


わたしたちのこの胸にしっかりと残っております



シリーズ最高傑作といわれるこの作品


それは たぶん


あなたの生き方が


同じような境遇に人生を行き過ぎなければならなかった


”リリー”というフィルターを通したとき


鮮明に浮かび上がってきているからなのだと思います


そして この”リリー”とは


車寅次郎をこよなく愛してやまない


”わたしたち”


にほかなりません



くりかえしましょう


渥美清はすでにこの世にいません


でも車寅次郎は


依然として、この故郷(クニ)の何処かの旅の空の下


相も変わらず 啖呵売をして


身過ぎ世過ぎを確かにしているのです



どうか くれぐれも お体ご自愛いただきますよう・・・



                T・政博 輩





























うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

本日、たった今


連載記事第5弾、最終回 一方的な最終回を


書き終えることができた


もう 何でも来いである


批判 大いに結構である


反響 ンなもん いらんのである と言うか、んなもんハナからないのである わはは


今は只


この5ヶ月間


生みの苦しみに耐え抜いた自分自身の労をねぎらってやりたいのである



確かに 反響のないことは 恥ずべきことかもしれないが


それは ひとえに


己の力量不足に他ならない


才能の欠如、もしくは不足である


とご指摘を受けても


仕方あるまい


全てを認めるしかあるまい



しかし 全てを認めた上で尚


僕は、自分自身に合格点をあげようと思う


なぜなら


最後まで逃げることなく


あの苦しみと戦い抜いたからである


これだけは


己自身にしかわかるまい


それでよいのである




自分自身にしかわからぬ世界を持てたこと




この5ヶ月間で勝ち取った


僕だけの成果が


そこにあるのだ